カテゴリ:演劇( 138 )

 

『TRUTH』追記その1

前の記事、ものすごい長さになってましたね・・・それだけ「良かった!」て思いが強かったので(笑)で、もう少し追記です。

あれだけ苦悩の人々だらけのお芝居、一人だけ苦悩していなかったのが、月真和尚。この方は、重苦しい雰囲気の後半にしか登場しないんだけど、ものすごい存在感を示す、というか、清涼剤ですか?(笑)一人だけ完全に「お笑い」なモードで重い重い後半部分の息抜き、でも、ストーリー的には美緒さんと弦次郎を匿う重要な役。しかも最後の決戦の場所となっているお寺。とても楽しい雰囲気を提供してもらったんだけど、それだけじゃなく、やはりあの人もただ面白い人じゃなく、考えてるんだなと感じた場面がある。それは、美緒さんたちを匿う時の、やりとり。和尚があの場面で、美緒さんに「前に会ったことがある」と言ったあの流れ、あれは、面白いやりとりなだけじゃなくて、和尚は美緒さんの人物を測っていたんじゃないかな、と思った。あそこでいい加減なことを言わない美緒さん、その美緒さんが信じる弦次郎、だから理由もわからず手傷を負って追われている彼を匿うことができたんじゃないかな、と。
そんな細かいことにまで、意味があるんじゃないかと思ってしまいました。
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by yopiko0412 | 2005-03-22 19:29 | 演劇  

『デモクラシー』

2005/03/17 19:00開演-ル・テアトル銀座

市村正親・鹿賀丈史の26年ぶりの共演が話題の舞台、デモクラシー
男性10人による、硬派な歴史群像劇でした。

お話は、東西冷戦時代の西ドイツ、カリスマ的な首相ブラントとその個人秘書(実は東ドイツのスパイ)のギョームを中心とした、政治の裏舞台とその中での人間模様を現したもの。

もう、ものすごい量の台詞でお話が進んでいきます。10人の人々の、丁丁発止の緊迫感と物語の緊迫感がマッチして、こちらもその台詞量と物語に着いていくのに必死になってた(笑)
事実を下敷きにした物語なので、ここらへんの事実を知っていたらまた違ったんだろうけど、あまり詳しくなくてもきちんと説明が入るので大丈夫でした。

市村さんはクリスマス・キャロルの時にも随所に見られたお茶目な演技も所々に入れつつ、東ドイツのスパイで、西ドイツ首相の秘書官、そして首相との友情を大事にしつつも苦しむ複雑なギョームの心境を伝えてくれました。そして一人だけ、舞台上にいるけど、物語には登場していない人物、というような役をやられた今井朋彦さん、彼にだけはギョームが本音をもらす、という意味で、このお芝居自体はギョームと彼による回想のような形式になっていて、彼の存在は常に舞台上にありました。出ずっぱりであの台詞量で、彼は彼でギョームのよき理解者であり同士であり、というこれまた複雑な役だったと思います。
そして、首相ブラント役の鹿賀丈史さん、ジキル&ハイドの時も感じましたが、演じ分けのメリハリがとても上手くて、この首相も、カリスマであり、女好きであり、時に鬱状態である、多面性を持つ人物を魅力たっぷり見せていただきました。あの低くてのびのある声がまたいいんですよ♪鬱になるとそこに怖さも入り混じって・・・。

集中していないと置いていかれるし、お話自体も重たいもので、終わった後どっしり疲れる舞台でしたが、台詞劇の濃厚さを味わうことができました。
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by yopiko0412 | 2005-03-21 23:13 | 演劇  

演劇集団キャラメルボックス『TRUTH』

2005/03/19 14:00開演-サンシャイン劇場

キャラメルボックス20周年記念公演第一弾『TRUTH』観て来ました!

キャラメル初観劇だったんですが、すっごい持っていかれました~!
劇団公演特有のアットホームな雰囲気あり、でも舞台は当然真剣勝負、休憩なし2時間超の時間を感じさせない舞台運び、もっとここのお芝居を観て見たい!と思いました。

(以下、ものすごい長文になってます・・・。)

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by yopiko0412 | 2005-03-20 23:52 | 演劇  

『リンダリンダ』(DVD鑑賞)

新感線以外のお芝居のDVDは初めて買いました。でも鴻上さんですからね、舞台自体も、観ようかどうしようか悩んで観なかった・・・のを後悔してDVDを買いました。

音楽劇、という銘打ちなので、ミュージカルとは違いますね、お芝居の合間合間にブルーハーツの楽曲を出演者が歌い踊るスタイル。お話自体がバンドの話(?)だから自然でした。

ストーリーの筋は突飛というかなんというか・・・4人のバンドの内、ボーカルが引き抜かれ、ドラムがプロになるのを諦めて故郷に帰り、残されたメンバー二人とマネージャーは、昔メンバーで話した思い出に縋って、「堤防を爆破したらまた元に戻れる」という思い込みで堤防爆破のために行動し始める・・・。うん、突飛だ。いい年した人たちなのに(汗)

まあ、話の筋が突飛なのを気にせず、込められた感情とかメッセージとかだけ読み取ると色々詰め込まれてます。登場人物たちも、それぞれ抱えてる想いがあって。

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by yopiko0412 | 2005-03-01 17:16 | 演劇  

蜷川幸雄演出『幻に心もそぞろ狂おしのわれら将門』

2005/2/8-シアターコクーン19:00開演

コクーンと蜷川さんのタッグ4作の1作目、観てきました。
相変わらず予習なしで行ってるので、話の筋をつかむのに若干の時間を要する・・・この観方だと、一度観て理解してからもう一度観ないとなあ、と思ってしまうのですが、さすがに全部それはできません。

お話は、とても重い。テーマは何だ?狂気と正気、「生きる」ということ、「死ぬ」ということ、「将」たる者の在り方、特定の人間(人格?)への固執、とか・・・難しい。
まとまらないので、思ったことをつらつらと。

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by yopiko0412 | 2005-02-14 17:12 | 演劇  

野田MAP『走れメルス~少女の唇からはダイナマイト~』

2005年1月6日(木)19時開演-シアターコクーン

野田MAP初体験、でしたが、話にはきいてたけど、ほんとに言葉遊びというか、言葉の洪水というか、着いて行くのが大変!でした。お話も、なかなか難解な感じで・・・でも聞いて(観て)ると、だんだんあのテンポに慣れていくのか、ちゃんと最後までお話は理解したつもり、です(汗)

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by yopiko0412 | 2005-01-07 13:30 | 演劇  

三谷幸喜作・戸田恵子一人芝居『ナニワバタフライ』

2004年12月23日19時開演-パルコ劇場

大河ドラマ『新撰組!』が終わったばかりの三谷さんが書き下ろす一人芝居、てことでめちゃくちゃ期待してました~。しかもそのたった一人の役者さんは、戸田恵子さん、こちらも大好きな役者さんなので♪

お話の題材は、ミヤコ蝶々さん。彼女の人生とか、芸とかは、実は私はあんまり知らない。知ってて観たら、それはそれで面白かったでしょうけど、知らなくて観ても、充分に楽しかったです。

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by yopiko0412 | 2004-12-24 13:17 | 演劇  

市村正親『クリスマスキャロル』

2004年12月19日13時開演-ル・テアトル銀座

市村さんの一人芝居、クリスマスキャロル、有名だし、何度もやってるけど、観るのは今回が初めて。

てゆーか座席番号「3列11番」て「あ、前方、舞台に向かって左の端のほうか、まあいい席だなあ」なんて思ってたら、なんと「舞台どまん前ど真ん中」でした!!!!!こんなすごい席、もう金輪際ないんじゃないか、ていうくらいの・・・。

クリスマスキャロルのお話は、実は知りませんでした・・・あうぅ、有名なのに・・・。それで一人54役の一人芝居なんてわかるかしら?とちょっと心配もしたけど、きっと大丈夫とも思った。

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by yopiko0412 | 2004-12-20 16:31 | 演劇