『ネバーランド』(原題:"Finding Neverland")


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久々に、映画館で泣いた・・・。
近くの席でも、私以上に号泣してる人がいたんだけど、普段だとそれだけで冷めちゃって自分は泣けなくなるんだけど、そんなの関係なく、私もじっくり泣かせてもらいました。映画の中盤というか、全然クライマックスじゃないところでも、なんだかじんわりきてしまったり・・・。
終わってからも、パンフを読んで映画の台詞や情景を思い出してまたじんわり(汗)




ピーター・パンの話は、もちろん有名だけど、その背景を題材にしつつ、劇中劇を見せられるとものすごく泣ける。それとも映画の内容とシンクロして泣けるのかな?だって子供たちが妖精の粉を振り掛けてもらって飛べるようになって、ていう件でもなんだかじんわり、てやっぱ相乗効果ですよね~。劇場での初演の日では途中までしか劇中劇は見せられなくて、なんで?と思うと、その後しっかりクライマックスを見せてくれました、もう、わかってるのに、ティンクが毒を飲んで、ピーターパンが観客に「拍手」を求めるところ、いいですよね~!そこであの厳格なお母さんが真っ先に必死の形相で拍手しちゃってるあたりがいいです、ほんとに。


夫人や子供たちとの交流の中で、ピーターパンの話を作り上げるんだけど、戯曲の誕生・成長だけじゃなく、子供たちの成長の様子も丁寧に描かれていて、しかも押し付けがましくなくて、好きです。ピーターのトラウマはもちろんのこと、長男の子(名前失念・・・)が「大人になった瞬間」なんて思い出しても涙が出ます。

ジョニー・デップ演じるバリの態度も、自分で自分の心の問題をきちんと見つめて、子供たちに自分を重ねてるんだけど、決してそういうことを言わない、自分で気付いて欲しいと思って、本気で子供と向き合おうとしているのがわかる。奥さんとももっと早く本気で向き合えたらよかったのにね、でも最後にはきちんと奥さんとも理解しあえて、奥さんも人間として成長したんじゃないかな。
夫人のお母さんも、世間体やら何やらを気にして、本当に大事なことを見失っていた、てことにちゃんと気付いたんだけど、それはちょっと遅かった・・・悲しいけど、それでも気付いた後は娘の思うとおりに、ていう姿勢がかっこよかったです。


映画を見終わった後、パンフレットでバリと一家の事実の付き合いについて読みました。映画ではいくつか脚色されていますが、事実のほうの話を読んでも、映画の脚色に無理があるとか映画向けだとか思わなかったです。

久々に、「いい映画だった」としみじみ思えました。
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by yopiko0412 | 2005-02-14 18:06 | 映画  

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