『シェイクスピア・ソナタ』

2007/9/15-19:00開演 PARCO劇場

シアターナインス10周年記念、岩松了の作・演出のこの舞台を観てきました。
んー、ただ、観終わっても、何も書くことが見当たらないというか、この舞台が何を示したかったのかが分からないというか、どうにも消化不良感が否めない観劇となってしまいました。





ストーリーはあるんでしょうけれども、非常に暗示的で、説明不足で、断片的で、叙情的だったりも詩的だったりもするので、細切れ細切れにしか情報がインプットされず、舞台上の登場人物の感情についていけず、常においてけぼり感がつきまとい・・・。
これは、もちろんシェイクスピアの4大悲劇を知っていればもっと分かったはず、という部分もあったかもしれませんが、すべての観客にそれを求めるのは酷というもの。観客の想像力や、経験値(観劇経験、であり、今までの人生経験の中から、舞台の上の人々、出来事に当てはめるという見方でもある)に任せます、というスタンスの芝居は他にも知っていますし、それはそれで自分としても大いに想像力を働かせて、刺激的な観劇になるモノですが、これは違う、とにかく観客に不親切な内容だったんじゃないかと思います。

それから、気になったのは膨大なセリフ量のせいなのか、やたらセリフの言い間違えによる言いなおし、が多かったこと。初めは珍しいなと思ったくらいでしたが、どうも多すぎてびっくりしました。
経験豊かな出演者陣で、この現象はどうなんでしょうか?

非常にネガティブにしか書けないのが残念ですが、実際そう感じてしまった観客がいた、ということです。
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by yopiko0412 | 2007-09-17 17:32 | 演劇  

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