劇団四季『ライオンキング』

2007/5/11-18:30開演 四季劇場「秋」

久々に、四季を観に行きました。というか、ライオンキングは前から観たかったんですけどなんとなくいつでも行けるし、という感覚があって(笑)いや、日本で、ロングランの概念(本来のロングランとは、ちょっと違うけど)がある、てことがものすごいことはよーくわかってますけど。実際、四季以外の舞台で、観たいのに、限りがあるせいで観られない、という歯がゆさは、もう、日々身に染みてわかってますし・・・(涙)

観た人々の意見から、1階の通路際がいいのね、ということで、上手サイドブロックの通路横の席を確保。おかげさまで真横を色んな動物達が通り過ぎていきました~♪ハイエナが肘置きにおもいっきりぶつかってった時はかなりびくっとしたけど(汗)しかも、席の配置的に、前の席がないも同然だったので視界良好、1 階後方には学生の団体さんが入ってたけど、内容的にわかりやすくて面白いからうるさいこともなく、快適な観劇でした。



それにしても、海外公演も観たことない初見でしたが、あの動物達の造形には目を見張りました!上手いこと考えられているし、細工も細かい。演者も、自分の身体を使ってはいるけど、明らかに通常の動きとは違うわけで、その上喋るは歌うは動物と自分の両方の動きと表情をコントロールするはで、かなりの鍛錬が必要でしょうね~。
ムサファとかスカーとか、首の後ろからライオンの頭があるんだけど、それが頭上にあるのがデフォルトで、たまに誰かをぐっと見つめて話しかける時とか、その首が顔の前に下りてくるんですけど、あれどういう仕組みなんだろう?とか。色々細かいこと気にしちゃってました(笑)しかしあれ、おもむろに取り外して演技しだすのがちょっと笑えました・・・ま、象の墓場からの帰り道でのシンバとムサファのあの動きは、頭にあれ付けてたら無理なんでしょうけど、なんか不思議な画だったもので(汗)
あぁ、あと笑えてしまったのは、ムサファの死後のメスライオン達の涙!紙ですかっ!みたいな。ま、それをシンバ母が最後にぴっと破り取る演出があるんで、意味はわかりましたけど、初めはどうもちょっと面白い気分になってしまいました・・・罰当たり?

あと、びっくりしたのは、舞台機構。床の構造とか、どうなってるんだ?!ていうくらい変幻自在。床面から様々なものが大小色々出てくるし、簡単に八百屋舞台になっちゃうし。コクーンにもびっくりするけど、こちらもものすごかった!!
舞台美術も、どこか象徴的な作り方で、大きな太陽を思わせるものと、高い岩山、草は人間。面白いなと思ったのは、ムサファ最期の地、ムーの大群が押し寄せる場面。遠近法を逆手に取った、ある意味シンプルな作りなんだけど、わかりやすいし、視覚効果としてはその役割をしっかり果たしてたと思います。

ストーリーはまあとってもわかりやすい展開でした。が、前半の子供シンバが、まさかあんなに長いとは!という感じで。しかもあの子役の子、ものすごい動くし、台詞も多いし、大活躍、でしたね~びっくり!!
でも、前半に時間掛けたせいか、後半、シンバがいきなりプライドランドに帰ろうと思った辺りから、展開が早すぎて、というか、あっけなさ過ぎてもったいなかったなぁ。最後の対決なんてもっと盛り上げられただろうに・・・しかもスカーが真実を告白する展開も、「え、それで?」と思ってしまう流れで。まあ人間(動物?)の心情がどうのとかそういうものに重点を置いてないのかもしれないですけど。
そしてスカーを倒した後、食物連鎖がめためたになっていたはずなのに、シンバが王になれば全て丸く収まってめでたしめでたし、なんてそんな都合のいい!と思ってしまったんですけどね。こうなると、やっぱりこれは物語とか、心理描写とか、そこが中心ではないんだな、という実感を強めました。
そして、四季の舞台っていうのは完成されたエンターテイメント・ショーなんだという実感も。だから、演技部分があれでも全然OKなのだろうと。
完璧なエンターテイメントを観たい時は、四季を観るのはぴったりですね。今後もたまには観ようかなあ、と思います。
[PR]

by yopiko0412 | 2007-05-28 00:40 | ミュージカル  

<< 一言づつ 福山雅治 We're ... >>