SHINKANSEN☆RS『メタルマクベス』

2006/6/2-18:00開演 青山劇場

次の観劇は前楽、と思っていたのですが、思いがけずステキなお席での観劇にお誘いいただき、2回目行ってきました!(本当にありがとうございます~。)
サントラCDを聞きまくり、パンフレットもほぼ全て読み(メタルの歴史、のあたりは斜め読み・・・その時代の知識が無いので文字追ってても内容が頭に入ってこないので(汗)、観る前までの情報シャットアウト解禁であちこちのレポで細かいネタや日ネタ情報を仕入れたりしてたので、観るとこいっぱいでした(笑)




で、ネタの前に、前回消化し切れなかったこととか、また考えちゃったこととかいくつか。
まずはやっぱりローズと林さん。とランディ夫人の関係性。
冒頭林さんがコラーゲンの泉から出てきて林B(松さん)になってて、初めはなんの意味が?と思ってたけど、ローズ=林さんという話を目にし、そう言われれば、と思ってたのでその伏線とか、色々探してみました。

ていうか、林Bから林Aに戻った後、消える前にちゃんと「昔、バンドのマネージャーをやってた」と言ってましたね、林A。んで、精神を病んだローズには確かに伸びる尻尾がついていて、後半、二つ目の予言を聞きにきたランディ(マクベス)から離れて消え、魔女になってた。結構普通に暗示はあったわけで、あまりに間が長かったから繋がらなかっただけか・・・(汗)

そしてここにどんな意味が?と考えるとこれまた悩む。少なくとも、メタルマクベスバンドの崩壊には予言は無かっただろうと思うけど、でもローズの指摘(「社長がダメ」「ベースがダメ」など)が遠因でもあったと捉えられるのか。でもなぁ、マクベス内野がバンクォー橋本を邪魔だと思ったのはなんでだっけ?ローズは新しいギタリスト入れるときも、バンクォーのことは残すつもりだったみたいだし。んー、突き詰めると、ローズが精神を病んだのは、マクベスのせいじゃないかな?あれ?

また悩みが増えた・・・。けどそこは置いておいて、そうすると、ラストでグレコとの一騎打ちの最中に松さん(衣装はランディ夫人)が現れて、彼女にランディが気を取られ「ローズ!」と叫んでグレコに斬られる、あのシーンでの松さんは、誰だったのか。衣装がランディ夫人だから夫人かと思いきや、その表情は笑顔でランディを見つめてた。笑顔というより、嘲笑に見えなくも無い。ということは、あれはランディが呼んだように「ローズ」だったか、魔女林Bだったか。
ランディ夫人だとしたら、あの笑顔は死ぬことによって狂気から解放され、愛する夫を見守る笑顔。
ローズ(林B)だとしたら、やっぱり嘲笑。
この時のランディはもう1980年代と2200年代が混ぜこぜになってて、グレコのこともマクダフ、と呼んでたくらいだから、彼が「ローズ」と呼んだことはその延長線上なのかもしれないけれど。

色々、考えすぎでしょうかね。でもついつい気になってしまう。

あともう一つ。
二重構造でランディ夫人とローズを重ねてたけど、そういえば以前蜷川『マクベス』のパンフかなにかで読んだことを思い出しました。
マクベス夫人には、シェイクスピアのヒロインの中で珍しく「名前が無い」そうです。そう言われてみれば、4大悲劇でも、オフィーリア、デズデモーナ、コーディーリアとみんな名前があるのに、マクベス夫人だけマクベス夫人。でも今回はランディとランディ夫人がマクベスとローズに同化(?)したために、マクベス夫人に名前がついたような格好になってるのかな、なんて思いました。
だって名前が無いと二人称が「お前」とか「君」になっちゃって、最後の幻影にも「お前!」て叫ぶことになっちゃうもんね、それはかなり間抜けです(笑)

やっぱりちゃんとスタンダードな文章を読みたくなりました。
だって、言葉の伏線、言葉の逆転、韻、真理を突いた言葉なんかがいっぱいあるから。クドカン脚本でもそういう片鱗をきっちり取り込んでるんですよね。

あとは、小ネタ、気付いたことなど箇条書きです。

・報告者ヤマハの日ネタは「城と言えば、この前子供とこどもの城に行ったら人攫いと間違われました。」「こんなんですが父親やってます。」
・前回書き忘れたけど、「炎の報告」のラストでの上条さんと冠君のロングトーンに拍手!
・同じく「炎の報告」でのジュニアとグレコの跳びはねっぷりが近くで見るとますますすごい!特にジュニア、前半出番少ないからって飛ばしすぎ!体柔らかいしね~。
・マーシャルの夢はキオスクの店員(笑)芝居が進んでも横でずーっと店員のマイムしてて笑った(爆)
・ローラ、チャゲアスからずーっと脳内演奏し続け、最後は「♪人生舐めずに これ舐めて~」で乳首出してランディにはたかれてた(爆)この間のじゅんさんのうごきがぴこぴこしてて面白い~♪
・ランディとローラの別れ際の愛情確認、最後にローラが「アイラブユー」と言ったもんだからランディは首を捻り捻り・・・。
・王の棺を見送る場面で、ローラとマーシャルはなにやらひそひそ話をしている。この場面、既にローラはランディを疑いの眼差しで見てるから、それもあるのかな。
・ランディのために歌う冠くんの日ネタ、「今日こそロード全章歌うぞ!」と言っておいて「・・・無理ですね。」でその後なんだったかな?(汗)
・遠乗りに出かけるローラとマーシャル親子、マーシャルのバイクに若葉マークが貼ってあった!「一人でできるもぉ~ん!」は本気で可愛い・・・河野さん。
・パーティーでマクベスの席を乗っ取る亡霊バンクォー、壁ぺたぺたのパントマイム。何の意味が?(笑)
・亡霊に脅えるマクベスに水を渡したバンクォー、気付いたマクベスに水噴かれてたのは前回も気付いてたけど、その後手で目をごしごししてる姿がおかしい~。
・亡霊バンクォーのそっくりさんたち、頭でかいよ(爆)しかも楽しげにダンスダンス☆なんか可笑しい場面になってた。
・メタルマクベスバンドのパーティーのシーン、ローズは集まったファンが何か言うたびに彼女達に向かって何か喋ってる。表情はあんまり好意的ではなかった。細かい演出&演技だなあ。
・妻子を殺されたグレコ、二人の身体を並べて、手をつながせてる、のを確認。うぅ(涙)
・ランディ夫人、ランディに慰められるシーンでキャラメル食べた後の口の演技がほんっと巧い!
・狂ったランディ夫人、ランディに抱きかかえられてベッドに寝かされたとき、ランディの洋服を掴んで離さないとか、寝かされた後もなんか口だけ喋ってたり手だけ動いてたり、近くで見るからこそ気付く細かいことが余計に夫人のランディへの愛とか、哀しさが表現されてる。
・CD聞いてるとき、なんか後半の曲数が少ないなーと思ってたら、後半は「私の殺意」「私の失意」の変形バージョンがいくつかあったんだ~。ランディ夫人の激しいバージョンがかっこいい!
・で、ランディ夫人は飛び降りる直前、ふっと微笑むんです。んで大の字になってジャンピング!あの笑顔が切ない~。
・その前にランディとの場面で「地獄は寒い、地獄は怖い・・・」て地獄の描写をして、最後に「未亡人にはなりたくない」て呟くんです。あぁ、だからか、最後の最後で、先に死を選ぶのは、と思ったり。
・そしてそんな夫人の死を知ったランディは「なぜだ、なぜ今なんだ・・・。死ぬならもっといい時があったのに。」と、最後の最後で取り残された苦悩を口にする。だって、夫人は未亡人にはなりたくなかったの。でも、だからこそ、ほんとのぎりぎりまで生きてたの。それはあなたを愛してたから。てことかなあ・・・(涙)
・ジュニアが鋼鉄城に入る時か、入ってから歌ってるあの歌は未収録かなあ?かっこいいのに。
・パール王の部下はみんな眼鏡、パール王の王冠にはミニチュア眼鏡、を確認(笑)
・なかなか死なないランディには何か意味があったのかな?予言どおり「陸の鯨」が動かないと死なないってこと?

あーあ、やっぱりまとまらない。
他にもいっぱいネタはあったし、前回気付かなかったこともあるけど、既に脳みそ飽和状態(汗)
あ、そうそう、幕間で普通に自分の前を浦井健治くんが通ってった!かっこいい~☆背高い~!!んでちょっとふっくらしてたかな?一瞬「誰つながりで観に来てるんだろう?」とか考えちゃったけど、内野さんじゃん(爆)ま、将来新感線出てくれるならそれもまたいいんですけど、浦井君は興味ないかなあ??
森山君の公式サイトのメッセージを読んで、彼も今後また出演してくれたら、と思いました。がんがん成長するんだろうなあ。
[PR]

by yopiko0412 | 2006-06-05 21:26 | 演劇  

<< シーズン中でも! 『MYTH』 >>