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『チャーリーとチョコレート工場』

原作知らないんですがおもしろかった~♪
ファンタジックで、ブラックユーモアたっぷり、ちょっと教育的というか、道徳的というか、そんな要素もあったり、その実家族愛がテーマ。ちなみに観終わって一番のインパクトはウンパルンパ(爆)キョーレツなこわかわいいキャラでした(*^^*)




ジョニー・デップは彼特有の、奇抜な天才。見た目からしてお伽の国の人みたいだし。しかし表情豊かだし、動きもコミカルで、キレちゃってるような人なんだけど、どっか憎めないし、哀愁もあって、てあんなキャラできる人は彼かジム・キャリーくらいしか想像できないなあ。はまり役ですね。それにしても肌きれいー。

フレディ・ハイモアは『ネバーランド』でのちょっと陰のある少年ピーターの好演が印象的でしたが、今回は「どこにでもいる普通の男の子」をきちんと演じてました。ともすると何の変哲もない子になっちゃうんだけど、軸に「家族を大事にしている子」という筋が通ってるからか、周りの子があまりにもあまりだったからか(笑)、埋もれてるわけでもなく、かといって際立ちすぎでもないちょうどいい具合で、エキセントリックな内容にほんわかしたムードを作ってくれてた。

ほんとに個性的なキャラばっかりだし、視覚的にも、おもしろい仕掛けの工場も、チャーリーの家の作りもこれでもかってほど「デフォルメされている」ことが逆に爽快なくらいで、楽しかった♪ああいう「全部がファンタジック」な感じは『シザーハンズ』なんかと同じ系統ですね。ブラックユーモアも、つらいことなく、ちゃんと最後はまとまってたし。ちょっと教育的なのは『クレヨン王国の12ヶ月』を思い出した。
ちなみにゴールデンチケットを当てる件、あれは教育的にはいいんでしょうか?だって拾ったお金じゃん・・・あれ届けてお礼としてチョコレート、とかの流れかと思ったらそのままお店行っちゃったからびっくりした(笑)途中で、おじいちゃんのへそくりで当たるのかと思ったから3段落ちまで行くとは思ってなかったなあ。てかおじいちゃん一瞬死んじゃったのかと思って、最後の願い、みたいな流れかとも思ったんですけど(爆)

パンフも映画の雰囲気いっぱいで読み応えもあるしデザインも楽しい(*^^*)
あ、サントラが気になります。ウンパルンパの歌入ってるかな?

by yopiko0412 | 2005-10-10 23:44 | 映画  

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