演劇集団キャラメルボックス『銀河旋律』

2011/7/4-18:30 山野ホール

ちょっと久しぶりのキャラメル?いや、地震の後、夏への扉を観たんだった、感想書いてないだけで・・・。
で、この銀河旋律も、地震の影響や西川さんの病気やらでキャラメルボックス的に色々あっての「緊急公演」で突発的な公演。3日間だけ、トリプルキャスト、会場は美容学校のホールを借りて、と珍しづくし。




銀河旋律は、『広くてすてきな宇宙じゃないか』『僕のポケットは星でいっぱい』と同じ、柿本家シリーズの1作目、ということは知ってたけど、実は初見。だから、直前まで迷ってはいたけど、次がいつ上演されるかわからないし、まあこういう事態で加藤さんがかなり切羽詰ってる感じ(普段そういうの色々言う割に見せない人だと思ってるからこそ、ほんとにほんとなんだろう、と思う)なので、応援もあり。
トリプルキャストは、大内さん、畑中君すきーな私はBLUEかGREENだな、と思ってたので、なんとか仕事を早く切り上げて無理やり18時BLUEの回の当日券!(さすがにハーフプライスの販売時間は無理だもの・・・。)

お話はこんな感じ。
タイムトラベルが一般人にも認められている時代、タイムトラベルによる歴史改編が相次いでいるニュースを報じる柿本は、自身の歴史が改編されたことを知る。
それは、恋人はるかとの出会いの改編、これが2度目。疑わしいのははるかの同僚教師だったサルマルだが、証拠はない。
歴史改編は、改編された直後1時間余りの時間は、改編前と改編後の記憶が存在するが、次第に改編前の記憶はなくなってしまう。2度目の改編で二人の出会いの時期が半年もずれてしまった。
そしてついに三度改編が起こり、柿本ははるかと出会う歴史を失い、代わりに同僚の女性キャスターアリマと結婚することになってしまった。まだ記憶がある内に、はるかにコンタクトを取るが、はるかは既にサルマルと結婚していて、同時に二つの記憶を持ちながらも、今の自分には今の自分の生活がある、と柿本を諌める。自分には新しい記憶の中でサルマルが大事になっている。柿本にもいるのではないか、新しい記憶の中で大事な人が、と。実際新しい記憶では柿本にとってはアリマとの記憶も大切な思い出だが、それでも自分ははるかを忘れたくない、もう一度出会いたい、と、サルマルの改編を止めるためにタイムトラベルをしようと試みる。 サルマルに邪魔されるが、アリマの愛のある助けを受け、サルマルと結婚する直前のはるかの元へ時間を越える柿本。
そこで、過去の自分と、過去のはるかに、強い想いをぶつける・・・。
果たして、元の時代に戻った柿本は、ニュースの中継で再びはるかと出会った、サルマルと結婚しなかった、はるかと・・・。

小ネタ時事ネタ色々ありまくりで、1時間の間に詰め込みまくり。
石原君が出てたので、「福山雅治」のモノマネやら、REGZAネタやら、笑えた(笑)あとは時間管理局ニュースに絡めて完璧に今の政権をネタにしてたり、ね(爆)
ただ、私は先に『広くて~』『僕の~』を観てたせいかもしれないけど、あの2作はほんとに大号泣だったので、かなり号泣ものを想定していたせいか、割とあっさりしていたなーという(汗)
サルマルの想いとか、そこまで描かれてないし、柿本とはるかの結びつきも、はるかは結構あっさり諦めちゃうから、一方通行に見えなくも、ない。かわいそうなのは、アリマさんだよね・・・と思って自分の『広くて~』の感想読んだら、柿本に片思いし続けた設定だったと書いてあったから、あああ・・・とさらに切なくなった(苦笑)
あと、時間軸の描き方が明確じゃないので、柿本がいるのがどの時代で、そこにいる柿本がどの時代の柿本なのか、がちょっとわかりにくかった。最後のニュースプラネットなんていつの時代なのかほんとわかんなかったもの。で、あの柿本は、タイムトラベルして戻ってきた柿本なのか、仁先生やBack to the Futureよろしくパラレルになった時間軸の、過去にメモを渡された柿本だったのか、どっちなんだろうか?

まあでもキャラメルらしいといえばらしさ全開だったので、面白く観ました。
珍しくスクリーンにずっと舞台を映してたのは、縦に長い会場だったから、表情が見えないことを考慮してのことだったのかな・・・。キャラメルは小さい箱で観たい。

そして、実は個人的に大爆笑したのはカテコだったり。
ハーフタイムで、次の舞台の上演までの間が30分なので、さっさと捌けて、さっさと観客を追い出さなきゃいけないからか、大内さんの挨拶がぐっだぐだ(笑)その上、早く捌けることに一生懸命になりすぎて、石原君に「その前に!」と止められ、「あ!」てなって・・・西川さんのバースデーイベントをすっ飛ばしそうになった(爆)
「ナイスフォロー!!!」と妙なポーズと共に石原君に感謝。バースデーソングを歌いましょう、と勝手に決めて、「Dear・・・?」と西川さんに問いかけると「じゃあ、西ちゃんで!」ということでみんなで「Dear 西ちゃ~ん♪」と歌ってお祝い。石原君は作り物のろうそくを立てたケーキ(あれも作り物?)を運んできてろうそく吹き消し、でセレモニーも無事遂行!
焦りまくりの大内さん、「いやあ、僕ほんとにひどい奴になるところでしたっ」かなんかいってまた石原君に感謝(笑)
カテコはコンパクトにするので、代わりに客席の間を走り抜けます!でも汗びっちょびちょだから、臭いかいだり、触ったりは無しね、ということで退場。
その後は加藤さんが出てきて、「ほんとにすいません、心を鬼にして言いますけど、次の回のチケットを持っていない方は、早く出てください!」て言い放ったよ(笑)
いやまあ、この公演に来てる人って結構コアな人たちが主流でしょうから事情とかもろもろ分かってるでしょうからいいんですけどね、普通に聞いたら確かに鬼発言だわ~。

そして。
事情といえば、西川さん。突然の病気から脅威の復活だけど、やっぱり呂律が廻らないことしばしば。
登場したすぐの台詞はきちんとされていたので、あ、思ったより大丈夫、と思ったらしばらくしたらやっぱり崩れてしまっていた。でも、潔いのは、言えなくても最後まで言うこと、言い直さないこと、そして決まった台詞を(いえてなくても)言ったら、それを受ける役者(基本的に大内さん)はちゃんとそれを受けてるってこと。決め事なんでしょうけど、テンポを崩さず、違和感を最小限に抑える方法、なんだろうな。

まだまだ色々と大変そうなんだけど、夏の公演も興味あるので、観に行こうかと思ってます。
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by yopiko0412 | 2011-07-10 22:27 | 演劇  

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