演劇集団キャラメルボックス『南十字星駅で』

2010/4/1-20:30開演 サンシャイン劇場

クロノス・ジョウンターシリーズの完結編、シリーズ通して登場していた野方耕市が主人公。
これまでのクロノスシリーズの登場人物が出来たり関係者が出てきたり同じ時代を通り過ぎたり、総括のための小ネタたくさんの物語。もうここまでくるとタイムパラドックスのどこをどう突っ込んだらいいかわからないので放っておきます(汗)




年老いた野方自身が、自分の後悔を改めるために、過去に飛ぶ。そのために一瞬未来にも飛んだりするけど。そんなことするから余計にタイムパラドックスが・・・(略)

野方の後悔は、学生最後の時。親友に屋久島の話をしたところ、その親友は屋久島へ旅行に行き、命を落とした。それを知った親友の彼女だった女性、実は野方も好意を寄せていたその女性は外国で命を絶った。自分が彼に屋久島のことを話さなければ、二人は死なずに済んだ、という後悔。
友情であり、愛情でもある、んだろうな。だって野方にはちゃんとその後家族がいて、子供と孫と暮らしてるから。だからこそ、か。自分が幸せな分、亡くしてしまった二人の幸せに後ろめたさがある、のかもしれない。まあでも相変わらずクロノスの主人公たちは自分のためじゃなく他人のために、といいながら、ある意味定められた運命を自分の力で、自分の望みのためだけに、変えようとしてるんだけど・・・。

野方のタイムトラベルと、過去の親友に屋久島へ行かないように説得し、さらにすれ違っていた親友とその恋人をくっつけさせる流れはまあいいとして、なんであれだけの年月を好き勝手に飛んだ野方が、最終的には元の時代に戻ってこれたのか、ていうのが一番の謎になってしまいました(笑)えーと、吹原くんの苦労はいったい・・・。

吹原の帰りを待ち、クロノスを守る頼人と野方の会話とか、最初から見続けてる人にとっては色々な思いのこもるシーンもあり。でも、この時点で野方は吹原のタイムトラベルの手助けをしたあとなのに、まだ頼人が、邪魔をした野方に怒ってるのはちょっと不思議・・・。
でも、この野方のタイムトラベルの過程で、吹原のためのクロノスの改造が進められた、というのはちょっとおもしろかったかも。(何度も言うけど、もろもろのパラドックスは無視して。)

これでクロノスシリーズも終わり、小説は読んでないけれど、キャラメルボックスのお芝居を通してクロノスシリーズを完走した、という気がしてます。
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by yopiko0412 | 2010-05-07 23:20 | 演劇  

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