『TRUTH』追記その1

前の記事、ものすごい長さになってましたね・・・それだけ「良かった!」て思いが強かったので(笑)で、もう少し追記です。

あれだけ苦悩の人々だらけのお芝居、一人だけ苦悩していなかったのが、月真和尚。この方は、重苦しい雰囲気の後半にしか登場しないんだけど、ものすごい存在感を示す、というか、清涼剤ですか?(笑)一人だけ完全に「お笑い」なモードで重い重い後半部分の息抜き、でも、ストーリー的には美緒さんと弦次郎を匿う重要な役。しかも最後の決戦の場所となっているお寺。とても楽しい雰囲気を提供してもらったんだけど、それだけじゃなく、やはりあの人もただ面白い人じゃなく、考えてるんだなと感じた場面がある。それは、美緒さんたちを匿う時の、やりとり。和尚があの場面で、美緒さんに「前に会ったことがある」と言ったあの流れ、あれは、面白いやりとりなだけじゃなくて、和尚は美緒さんの人物を測っていたんじゃないかな、と思った。あそこでいい加減なことを言わない美緒さん、その美緒さんが信じる弦次郎、だから理由もわからず手傷を負って追われている彼を匿うことができたんじゃないかな、と。
そんな細かいことにまで、意味があるんじゃないかと思ってしまいました。
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by yopiko0412 | 2005-03-22 19:29 | 演劇  

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