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2011年大河ドラマ

来年の大河の配役記者会見もまだだというのに、既に再来年の大河の題材が決定してますね~。早い!
で、題材は徳川秀忠の正室、徳川家光の母のお江って、私的にはすごい興味深い!!




お江のことは永井路子さんの小説「乱紋」で知ったんですが、戦国時代から江戸時代の創成期を生き抜いた歴史の証人、ほんとに数奇な人生だったのだなあ、と。徳川の治世の土台を作った家光は、もちろん家康の血を引いてるけど、お江の血を引いてるってことは、浅井の、織田の、血もひいてるのよね・・・。浅井三姉妹は、それぞれ豊臣方、徳川方、そして一大名に嫁いでたのが、もちろん秀吉の策略でもあるんだけど、何か、浅井の、織田の血を残さんとした、なんてことまで考えられて面白い。
そうそう、「乱紋」はもちろん創作小説なんだけど、織田~豊臣~徳川の時代の流れの中で、淡々と生きるお江を、侍女の視点から描いたもので、お江の気持ちは直接は語られないんだけど、そこがまた想像力を掻き立てられるし、一歩引いた位置から時代を見ることができるので、おススメです!

それにしても、一般的にはお江って、秀忠を尻に敷いて、家光より弟を可愛がり、家光の乳母である春日局と対立した、なんていうイメージが強いようなんですが、大河ドラマの主人公としてはそれはどうよ?(笑)な感じがするので、どういった人物像で描かれるのかが気になるところ。
しかし、登場人物はこれまた魅力的な人物ばかり!といっても、どの時代をメインに据えるのかにもよる・・・浅井から信長の元へ行き、柴田勝家のところへ行き、落城して秀吉に保護されて・・・のあたりは、もしやさらっと流されてしまうのかしら?演じる役者さんの関係上、あんまり子供時代を長くはやらないのかなあ、面白い時代なのに、もったいない・・・。ま、でも最近の大河ドラマじゃ信長の時代をかすめててよく殺されてるから、またか、て感じもしますが~。

また、乱紋を読んでみたくなりました。この時代はやっぱり面白いから!あ、でもその前に来年の大河の方を楽しみ半分、ちょっとどきどきで追いかけます。

by yopiko0412 | 2009-06-18 23:31 | ドラマ  

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